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FX自動売買は儲かるの? ネット上で囁かれるFX自動売買3つのウソの正体
■はじめに
皆様、はじめまして。
FX等投資や金融分野のライター兼編集者として、かれこれ10年以上携わって参りました高橋と申します。
FX投資歴も10年以上に及びますが、ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析、海外を含めたインジケーター活用とそれぞれ一通り甘いも苦いも全て経験致しました。
その結果として、現在行き着いたのがポートフォリオ型のEA運用、即ちFX自動売買による分散投資です。
今回「ZE1.5」に投資家として参加したのも、ポートフォリオ強化の一環です。
その立場から、ZE1.5への投資をご検討されている皆様へ少しでもお役に立てる情報をWebライターとして、
第三者の立場からご紹介して参りますので、宜しくお願い致します。
■ネット上には”ウソ”が多い
Webライターとして、編集者として、こうしたオンラインブログ記事に長年携わってきた経験を通じ、
まず皆様にお伝えしたいことが、ネット上は実にウソが多いということです。
特にFXは多いですね。
しかも厄介なのは、部分的に見れば正しい情報のため、情報発信者自体がウソとの認識がなく、正しいと思いこんでしまっている場合が多く、これに多くの読者が惑わされたり、ウソを事実として思い込んでしまったりする状況が生まれています。
ではどのようなウソがあるのか、具体的事例で確認していきましょう。
■ネット上のウソその1:FX自動売買は儲からない
「FX自動売買は儲からない」
なぜこう断定できるのか不思議でなりませんが、このフレーズは本当によく見かけられます。
一口にFX自動売買と言っても無数にあり、現在も日々新たなEAが開発され続けている訳です。
それら全てを対象に「儲からない」と評価するのは、あまりに短絡的と言えます。
まあ、不良品のEAがあるのは事実です。
その一方でZE1.5のような骨のある秀逸なFX自動売買もある訳で、要は玉石混合であり、一概に儲かる、あるいは儲からないと評価することなどできないのです。
「FX自動売買は儲からない」との論拠として「自動売買といった濡れ手に粟のような仕組みで本当に儲かるなら、みんなとっくに億万長者になっている」といった、一見もっともらしい言い分があります。
FX自動売買であっても、例えばどのように選択し、どう活用するかは研究やそれに基づいた戦略が必要です。
要は努力が必要であり、FX自動売買は決して濡れ手に粟の仕組みでないことは明確に否定しておきます。
■ネット上のウソその2:FX自動売買は危険である
この指摘は「自動車は危険である」「包丁は危険である」と言っていることと、ほぼ変わりません。
自動車や包丁も扱い方次第では確かに凶器になります。
要は使う本人次第であり、必ずしも危険なものでないことは皆様も重々ご承知のことだと思います。
ただこれがなぜ「FX自動売買」となると自動車や包丁のように考えることができず、不安に感じてしまう方がいたり、一方的な評価を信じてしまったりする方がいるのか。
一つはFX自動売買が抱えている危険性を正しく理解していないことと、もう一つはその危険性をどうすれば回避できるのか、注意点や対処法がよくわかっていないことが「危険」というあいまいな言葉に不安を覚える大きな要因です。
- 海外の優良証券会社利用がやはり安全
FX自動売買が抱える危険性などは改めて別の記事でご紹介することにして、ここではそうしたリスクを最小化させる代表的方法を一つご紹介しておきます。
それはFBSなどの海外の優良証券会社を利用することです。
結局のところ、自動売買を含めたFX投資で一番こわいのは「追証」です。
追証が発生すれば、例えば最大100万円と決めて投資に臨んでも損失が100万円だけでは終わらず、状況次第ではさらに数百万円、場合によって千万円台の追加負担を求められる場合があります。
これが非常にコワイ訳ですね。
その点で、海外FX会社には「ゼロカットシステム」と言って、要は100万円を証拠金として預けた場合、相場の急変でその証拠金以上の損失が仮に発生しても100万円を超えた損失はゼロにしてくれるシステムがあります。
そのため、証拠金を超える損失がありませんので、リスクを証拠金の範囲に限定できるのです。
ZE1.5もFBS証券を利用していますが、もしZE1.5が国内証券会社を利用するスキームだったら、追証が否定できませんので、おそらく投資家として参加しなかったでしょう。
■ネット上のウソその3:FX自動売買は(利用者の)誰もが同じ結果になる
これもFX自動売買システムについてよく語られているウソですが、FX投資中級レベルの方でも意外と騙されている方が見かけられます。
FX自動売買システムは、同じルールに従ってトレードを行うのだから結果も同じになるはずと考えたくなりますが、まず為替レートは証券会社によって微妙に異なります。
さらに証券会社によってトレードの約定力も異なります。
つまりルールが同じでも証券会社が異なれば、同じトレード結果になるとは限らないのです。
では同じ証券会社なら同じトレード結果になるのか。
残念なことに、この場合でも結果に多少の誤差が生じます。
これは投資家の通信環境による違いが主な理由で、特にわずかな値動きを俊敏に刈り取ってゆくスキャル系のFX自動売買だと、通信環境のちょっとした違いによる誤差もトータルではバカにできない利益の差となってしまうことがあります。
従って、「同じEAを利用している投資家なら投資結果は全て同じになる」という指摘もまやかしであることをよく自覚しておいてください。
■ZE1.5は果たしてどうなのか
FX自動売買システムに対して囁かれているウソをご紹介してきましたが、ZE1.5を検討される上で、読者の皆様が特に気にったのが3番目のウソではないでしょうか。
(勝っている)FX自動売買システムに期待したいこととは、自分の口座でも再現されることですよね。
それが同じ結果にならないとなれば、ZE1.5に資金を投じても大丈夫なのかと思われるのも無理はありません。
その点で申し上げれば、「だから私はZE1.5を選んだ」という答えになります。
ZE1.5の投資スキームは、自分でEAを運用しないことが最大の特徴です。
運用を行っているマスター口座は一つだけで、それが同一の証券会社内のサーバーで忠実に投資家の口座へ反映されるだけなので、
投資家によってトレード結果が異なるというEA最大の弱点がほぼ克服されています。
投資の決断はあくまで皆様自身ですが、検討だけでもされてみては如何でしょうか。
執筆者名:高橋秀明
FX等投資や金融分野のライター兼編集者。
また投資家でもあり、そのキャリアは10年以上に及ぶ。
FX投資はファンダメンタルズ分析による長期投資からスタートし、MT4を使用したテクニカル分析によるデイトレ、スキャルピングなども経験した後、行き着いた投資スタイルがEAを主体としたポートフォリオ型の投資法だったという。
そのポートフォリオ強化の一環として高橋氏が「ZE1.5」を選択したことで、今回のコラボ記事企画が実現し、ライターとして参画してもらった。
高橋氏からのメッセージ。
「もしEAでのポートフォリオを考えるなら、ZE1.5のような完全放置型EAは柱の一つとなります。
投資に絶対はありませんが、ZE1.5はポートフォリオを考える上で十分検討に値するEAの一つだと思います。」