bitbankからBitgetへのETH送金完全ガイド

bitbankからBitgetへのETH送金完全ガイド

本資料では、国内取引所bitbank(ビットバンク)から海外取引所Bitget(ビットゲット)へ、暗号資産ETH(イーサリアム)を送金する手順を解説します。特に初心者の方が間違いやすい「ネットワーク選択」を中心に、安全な送金方法を網羅しています。

1. はじめに

イーサリアム(ETH)の送金は、どの「ネットワーク(通信経路)」を使うかによって手数料や送金時間が大きく異なります。bitbankでは主に以下の3つのネットワークに対応しています。

  • Ethereum Mainnet (ERC20): 最も一般的ですが、手数料が高額になりがちです。
  • Arbitrum One / OP Mainnet: レイヤー2と呼ばれる技術で、手数料が非常に安く、送金も高速です。

2. 事前準備・確認事項

トラベルルール対応状況

bitbankはトラベルルール対応ソリューションとして「Sygna Alliance」を採用しています。BitgetへのETH送金に関しては、2025年現在、特段の制限なく直接送金が可能です。

送金手数料とネットワーク別比較

送金コストを抑えるため、以下の比較表を確認してください。Arbitrum Oneなどのレイヤー2ネットワークを利用することで、手数料を10分の1以下に抑えることが可能です。

ネットワーク名送金手数料最低送金額おすすめ度
Arbitrum One0.00042 ETH
(約153円)
0.001 ETH◎ 推奨
OP Mainnet
(Optimism)
0.00042 ETH
(約153円)
0.001 ETH
Ethereum
(ERC20)
0.005 ETH
(約1,818円)
0.001 ETH△ 高い

※ 手数料・価格は概算(1 ETH = 363,600円換算時)であり、市場状況により変動します。

Bitget最低入金額: 0.00000394 ETH(bitbankの最低送金額を満たしていれば問題ありません)
送金時間: 通常 10分 〜 30分 程度

ETH送金の最重要注意事項

ETHを送金する際は、以下のルールを絶対に守ってください。

  • 「送金元(bitbank)」と「送金先(Bitget)」で必ず【同じネットワーク】を選択すること!

例:bitbankで「Arbitrum One」を選んだなら、Bitgetの入金画面でも必ず「Arbitrum One」のアドレスを表示させてください。異なるネットワークへ送金すると、資産は永久に失われます(GOX)。

※XRPとは異なり、ETH送金に「宛先タグ」は不要です。

3. ネットワーク選択ガイド

どのネットワークを選べばよいか迷った場合は、以下を参考にしてください。

推奨:Arbitrum One(アービトラム)

手数料が最も安く、着金も早いです。BitgetはArbitrumに対応しているため、コスト削減のためにこのネットワークの利用を強く推奨します。

注意:Ethereum (ERC20)

最も標準的なネットワークですが、ガス代(手数料)が高騰しやすいため、小額送金には不向きです。特別な理由がない限り、ArbitrumやOptimismの利用がお得です。

4. bitbankからBitgetへの送金手順(詳細)

全体の流れは以下の6ステップです。

  1. bitbankへ日本円を入金まだbitbankに資金がない場合は、銀行振込等で日本円を入金します。
  2. bitbankでETHを購入送金したい金額分のETHを購入します。最低送金額(0.001 ETH)と手数料分を考慮して、少し多めに購入してください。
  3. Bitgetで入金ネットワークとアドレスを取得ここが最も重要なステップです。
    • BitgetアプリまたはWebサイトで「資産」「入金」を選択します。
    • 通貨選択で「ETH」を選択します。
    • 【重要】ネットワーク選択画面が表示されます。
      ここで「Arbitrum One」(または送金に使いたいネットワーク)を選択します。
      ※ここで選んだネットワークを必ず覚えておいてください。
    • 表示された「入金アドレス」をコピーします。
  4. bitbankで送金先を追加・登録
    • bitbankアプリのメニューから「出金」「ETH(イーサリアム)」を選択します。
    • 「アドレス一覧」→「新規追加」を選択します。
    • 以下の情報を入力します:ラベル「Bitget Arbitrum」などネットワーク名を含めると安全ですネットワークBitgetで選んだものと同じものを選択
      (例:Arbitrum One)ETHアドレスBitgetでコピーしたアドレスを貼り付け送金先「取引所・サービス」→「Bitget」を選択受取人「本人」を選択
    • 二段階認証を行い、登録を完了させます。
  5. bitbankからBitgetへETHを送金
    • 登録したアドレスを選択します。ネットワーク名が一致しているか再確認してください。
    • 引出数量を入力します。(初めての場合は、0.001 ETH等の少額でテスト送金を推奨)
    • 「出金する」をタップします。
    • 【重要】メール認証:bitbankから届く確認メール内のURLを必ずクリックしてください。これをしないと送金されません。
  6. Bitgetで着金確認数分後、Bitgetの資産ページでETH残高が増えていることを確認します。

5. トラブルシューティング

送金できない・着金しない場合の主な原因

1. ネットワーク選択ミス(最重要)

bitbankで「Arbitrum One」を選んで送金したのに、Bitget側のアドレスが「ERC20(Ethereum)」用だった場合、資産が取り出せなくなる可能性があります。常に「送金元」と「送金先」のネットワークを一致させることを徹底してください。

2. アドレスの入力ミス

手入力は絶対にやめてください。必ずコピー&ペースト機能を使用してください。最初と最後の数文字を目視で確認するのが有効です。

3. メール認証を行っていない

出金申請後の確認メールをクリックし忘れているケースが非常に多いです。ステータスが「メール認証待ち」になっていないか確認してください。

4. ガス代(手数料)不足

口座残高ギリギリの数量を送金しようとすると、手数料分が足りずにエラーになることがあります。手数料分(例:0.00042 ETH)を残して送金数量を指定してください。

万が一の問い合わせ先

bitbank側で送金完了となっているのに着金しない場合は、Bitgetのサポートへ問い合わせてください。その際、トランザクションID(TXID)が必要になります。

6. Bitgetからbitbankへの送金

BitgetからbitbankへETHを戻す際も同様の手順ですが、以下の点に注意してください。

  1. bitbankの入金アドレス確認: bitbankで「入金」→「ETH」を選び、ネットワークを選択してアドレスを表示させます。
  2. Bitgetでの出金: bitbankで選んだネットワーク(例:Arbitrum One)と同じものをBitgetの出金画面でも選択します。
  3. 送金元情報の登録: 日本のトラベルルールに基づき、着金後にbitbankアプリ内で「送金元情報(Bitget)」の登録承認作業が必要です。これを完了しないと口座残高に反映されません。

7. よくある質問 (FAQ)

Q. XRP送金とETH送金、どちらが良いですか?

送金用として使うだけなら、XRPの方が若干手数料が安く(約34円)、トラブルも少ないため人気です。しかし、ETHをそのまま運用したい場合や、Arbitrumネットワークを使いたい場合は、直接ETHを送金する方が交換の手間が省けます。

Q. ネットワークを間違えて送金してしまいました。どうすれば?

Bitgetのサポートセンターに直ちに連絡してください。ただし、誤送金(セルフGOX)の救済は技術的に難しい場合が多く、対応してもらえないか、高額な手数料がかかる可能性があります。

Q. 宛先タグは本当に不要ですか?

はい、ETH(イーサリアム)の送金に宛先タグは不要です。アドレスのみで送金可能です。

8. まとめ:送金前チェックリスト

資産を守るため、送金実行前に必ず以下をチェックしてください。

  • 送金通貨はETH(イーサリアム)ですか?
  • 送金元と送金先のネットワークは一致していますか?(例:両方ともArbitrum One)
  • アドレスは正確にコピペしましたか?
  • 送金数量は最低送金額(0.001 ETH)以上ですか?
  • 手数料分を差し引いた残高はありますか?

この記事を書いた人

zeus city